80's

ボン・ジョヴィ / Bon Jovi

ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)は、アメリカ・ニュージャージー州出身のロックバンド。
リーダー兼ボーカリストのジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)とキーボーディストのデヴィッド・ブライアン(David Bryan)を中心に結成された。
後に、リッチー・サンボラ(Richie Sambora,ギター)とティコ・トーレス(Tico Torres,ドラム)が加入し、現在に至る。

ボン・ジョヴィ / Bon Joviの活躍

1984年、アルバム『夜明けのランナウェイ』でデビュー。キーボードを多用したメロディアスな楽曲で、デビュー当初はアメリカよりもむしろ日本で人気を集める。
1985年発表の2ndアルバム『7800°ファーレンハイト』を発表。タイトルの7800度は、岩(ロック)を溶かす温度である。アルバム中の「TOKYO ロード」は、日本のファンへの感謝の意を込めて作られた。
1986年発表の3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』が8週に渡り全米1位になり、1987年年間チャート第1位を獲得する。シングル「禁じられた愛」と「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」は、優れたプロモーション・ビデオとMTVの強力なプッシュも相まって1位を獲得し、アルバムは全世界で1,800万枚を売るなど、世界的な人気を得る。

1988年発表の4thアルバム『ニュージャージー』も全米、全英1位を獲得する。また、シングル「バッド・メディシン」と「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」も全米1位を記録。しかし、2年近くに及ぶ世界ツアーと連日のハードスケジュールでメンバー全員が消耗しきってしまい、その後ジョンやリッチーといった中心メンバーのソロ活動が活発になり、解散の危機が騒がれる(なお、リーダーのジョンは、1990年ソロでも『ブレイズ・オブ・グローリー』で全米1位を獲得)。

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1992年、解散の危機を乗り越え5thアルバム『キープ・ザ・フェイス』で復活、アメリカにおいては、ニルヴァーナをはじめとするオルタナティブロック全盛の中でチャート的には苦戦を強いられたが(全米5位)、カナダやヨーロピアンチャートでは年間1位の売上を記録、日本でもヒットした。

1994年、デビュー10周年を記念して発売されたベスト・アルバム『クロス・ロード』から、シングル「オールウェイズ」が大ヒット(全米4位)。
日本では、初のオリコンチャート1位を獲得。ベースのアレック・ジョン・サッチが脱退。

2004年には、トータルセールス1億枚突破を記念して、それまでの未発表曲を収録した4枚組(日本盤のみプラスボーナスCD1枚)のボックス・セット、『ザ・プレミア・コレクション 〜100,000,000 ボン・ジョヴィ・ファンズ・キャント・ビー・ロング』を発表。

2007年、2月14日Bon Joviは、第49回グラミー賞Best Country Collaboration With Vocals部門で「Who Says You Can’t Go Home」(Bon Jovi & Jennifer Nettles)が受賞した。
6月13日には、アルバム『ロスト・ハイウェイ』を日本先行発売した。同アルバムからのファースト・シングルとして「メイク・ア・メモリー」が6月6日リリースされた。同アルバムは、前作に引き続き通算4枚目のオリコン総合アルバム・チャート1位を獲得。ビルボードチャートでも1位を獲得し、日米同時1位を初めて達成した。また、6月17日付けの全英アルバムチャートでは初登場2位を獲得した。

2010年11月に、『クロス・ロード』より約16年ぶりとなるベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』を発売した。 2010年からワールドツアーが開催され、11月30日、12月1日には東京ドーム公演が行われた。

2013年3月に、12thアルバム『ホワット・アバウト・ナウ』を発売予定。

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